いいねぇ
https://note.com/gamayauber1001/n/n8202872b3de0
子供は社会性を獲得するために自然に集団をなす。家の近くのガキどもと放っておいても徒党を組む。
わしの家は裏庭をずっと歩いてくだって行くと小川があって舟着き場がある仕組みになっていたが、この流れに面している家にはどこも同じ船着き場があって、しかも似たような年頃のガキがいっぱいいたのでよく徒党をなして遊びました。
いまでも同じだが、どこの家にも「樹上の家」 というガキが出来損ないの冒険心を満足させるために親につくってもらったボロイ家が木の枝のうえにつくってある。ガキどもはあるときは流れに棹さしてボートを出してきゃあきゃあゆい、またあるときはどのガキかの樹上の家に集団でよじ登って突然降り出した豪雨の音にきゃあきゃあ言う、というふうでした。
徒党というものはガキの心にも楽しいものであった。
@odakin@social.vivaldi.net
俳句を発見しました!
『同じだが 、どこの家にも 「樹上の家』
『あるときは どのガキかの樹 上の家に』