#Firefox にタブのポインターホバーによるタブサムネイルが実装されるみたい
https://www.omgubuntu.co.uk/2024/02/firefox-devs-working-on-tab-hover-previews
ところで にタブサムネイルが実装されたのいつだっけ?
正式リリース時にはすでにあったような気がするしもしかしたら Beta 版の時から実装されてた?(おぼろげな記憶
#Chrome のサイドバーとかもそうだけど #Vivaldi が 5 年も 6 年も前(もっと前か…?)に実装してた UI 機能の簡易版みたいなのが、何年も経過した最近になってようやく他のブラウザーに実装され始めるみたいな流れ、もちろん #Vivaldi が結構細かいバグがある段階でもユーザー要望の高い機能はリリースを優先してきたような節があるとはいえ、#Chrome とか #Firefox あたりのメジャーなブラウザー( #Firefox はもはやシェア的にはメジャーなのかどうかわからなくなってきてしまってるけど)って、どうしてこんなに UI の進化が遅いのかと不思議に思ってしまう
#ArcBrowser なんかは #Vivaldi 以上に新しい #UI の実装に野心的な感じするし、どっちそんなに大きなチームじゃないことを考えると、他のメジャーなブラウザーでももうちょっと #UI の進化にもコミットできそうな気がしてしまうけど、
よく考えてみると #Firefox の #Mozilla は自前のレンダリングエンジンの保守・改善のほうが UI よりも優先度は高そうだし、おまけに以前には #mozilla は大量レイオフとかもしてたし、
一方の #Chrome も、もともと ブラウザとしての UI と機能をめちゃめちゃシンプルにして挙動を軽くしたうえで Web サイト側がよりリッチになるという #Google の世界観から生まれてるところもあるし、
そもそもユーザー側もそこまでいまのブラウザーの UI が大きく変わることを望んでないというか、むしろシェアが大きい #Chrome なんかだと UI が変わることを嫌がる人も少なくなさそうだだなーと思うと、
メジャーだからこそ #UI の改変には慎重にならざるを得ないみたいな事情はありそうだなと、思い直したりした
そう考えると #UI に限らないけど、最大公約数的な形に収束してそこから逸脱しなくなりがちなメジャーなブラウザーに対して、ブラウザーの #UI とか役割を再定義するみたいな挑戦を先行するマイナーなブラウザーっていう存在意義はあると思うので #Vivaldi や #Arc や #Sidekick とか #Floorp みたいなプロジェクトは応援したい気持ちだし、#Chrome のサイドバー然り、タブグループ(タブスタック)然り、#Firefox の今回のタブサムネイル然り、#Vivaldi はその役割を果たしていると思う
そのうち、#Vivaldi のタブグループのさらに上位概念のワークスペースとか、タブバーをサイドに縦置きで表示するみたいな #UI が #Chrome にも搭載される日は来そう(それぞれ、#Safari と #Edge に似た機能がすでに搭載されてるし)だけど、
あくまで個人的な予想として、タブタイリングとか Web パネルは #Chrome (というか #Google)の思想上、採用されづらいだろうな、と思う
#Google は Web サービスである以上、ある程度ユーザーを囲い込むという力が働くし、その観点で同じ #Google のサービスをひとつの画面内で併用するならまだしも(そういう機能はすでに #Gmail のサイドバーに #GoogleCalendar を表示するとかサービス上に機能がある)、#Google 以外のサービスを一緒にひとつの画面に並べて併用できるみたいな自由を、Web ページより上のブラウザー層でユーザーが手にすると、必然的に Web サービスとしての #Google はユーザーを囲い込みづらくなるはず
厳密には、違うサービスを併用することは今の #Chrome だって、ただの Web ブラウザーだからできるんだけど、どうしたってタブの切り替えは必要になるし、「#Gmail で同じ画面内でサイドにカレンダーとかメモとか置くなら #GoogleCalender とか #GoogleKeep とか #GoogleTasks 使っておこう」ってなるギリギリのラインを超えないように #Chrome の #UI や機能が設計されている感じがする
#Chrome のシンプルな #UI は登場した当時は洗練されて見えたし、Web サイトが急速に「アプリ」化してきていた当時の時代背景にもマッチしてたんだけど、一方でブラウザーというモノをなるべくプレーンで、あるいみ「不便」なものにしておくことで、あらゆる機能を Web サービスの層に持っていって必然的に #Google にも依存しやすくなる、というソリューションでもあったんだと今になると思うし、それはユーザーにとって幸か不幸か、かなり成功したと思う
でも最近は OS レベルでも、ウインドウのマネジメントがより簡単になってきたし、昔に比べて Web サービスの質も #Google 一興という感じじゃなくなってきたから、ブラウザー自体の機能をもっと充実させてユーザーがより柔軟に Web ページとかサービスを複合的に使いたいってニーズが出てくるのは当然だし、そういうヘビーユーザー向けに #Vivaldi みたいなブラウザーが出てくるのは当然の流れのように自分は感じてる
あとヘビーユーザーじゃなくても、いつまでも(少なくとも今の)#Chrome では満足できないって人は増えてくると体感的には感じてる