「買って応援!」とかすんごい聞くけどさ、当たり前だけど消費活動すれば道路が舗装され家が建ちインフラが機能しひとが戻るわけでは全然ないよね。復興ってそんなクリック一つで叶うもんじゃないし、数年で終わるようなもんでもないと思ってます。特に政府がアピってくる「復興」のワードはやたらキラキラさせてて違和感がすごい。楽しい印象ポジティブな明るさとセット「売り」することで、なんか現地が置いてけぼりにされているような感覚になる。
私自身に覚えがあるからこそなんだけど、何かを買うことが「復興」に繋がるというの、ただ商品を買っただけでもなんか「お得」という感覚が微妙にあるんですよね。ただ寄付をするのとは感覚が違うと思う。もちろん漁業農業生産者販売者、「買う」ことで回るものがあるのは当然そうなんだけれど、ただこちら側の心持ちとしての話。危ういものがあるな、という引っかかりを残しておきたいです。