HTMLタグに title="" を入れると、タグで囲まれた範囲へカーソルが来た際に "" の中に入れた文字が小さく表示されるので ちょっとした注釈や説明を出したい時に便利である。
すぐに読める簡潔な記述、なるべく短い文章を心がけているのだが… 先ほど書いたこれは、私の今までのtitle=""ライフの中で最大級に長い解説となってしまったので、ここにも転載しておく。
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『ルネサンス市民の綱領(またはネチズン憲法)』
回線といえばダイヤルアップ接続。コンテンツといえば個人が作る手書き(手打ち)HTMLのウェブサイト。そんなインターネット黎明期の時代より、現れては消えてゆく大量のホームページ、興っては衰退する数多のWebプラットフォーム、携帯電話からスマートフォン、HDDからSSD、その他もろもろを最前列で見続け、産業革命に匹敵するであろう 人類がいまだかつて経験したこともないIT革命という激動を余さず体験してきた著者の結論する「インターネットとの関わり方」論。そのエッセンスをこれ以上ないくらい簡潔な言葉で三行にまとめたもの。
「あとがき」に記された通り、実際にこの三行は思いついてから10分程度で書き上げたが、それは思いつきを適当に並べたてたわけではない。難しい事柄は何も含まれておらず、かつ自信を持って誰にでも断言できる内容ゆえ 文字通り10分あれば十分(じゅうぶん)であり、結局のところは至極当然な事を「綱領」や「憲法」というフレームにかこつけて述べているだけである。
なお、この綱領より逸脱(または憲法違反)した場合、ネット空間やウェブ世界がどのようになってしまうのかは、これもまた用語解説のフレームにかこつけて述べられており、Wikipedia風の文体を用いて意味深長な[予言?]という形でほのめかされている。また、そのような世界にならない為に何をすれば良いのかは「PV至上主義」の項目がヒントであり、PV至上主義者は 質の高いコンテンツを作るルネサンス市民の仮想敵とも言えるし、仮想敵へせずとも自身の反面教師と想定するのであれば 戒めとして役立つ概念にもなる。
ルネサンス市民は 略して「ルー民」にしたら良いのでは? ムーミンみたいでかわいいじゃないか!