早大サークルのコミケ記事は、あんまり参考にならない感じかな……。
冒頭の「女性向けジャンルのコミケ離れ」に関しては、アクチュアルな視点であり、状況把握としても適切だと思う(※ただし、女性向けでCOMIC CITYが強かったのは昔からだと思うけど)。しかしそれ以降の論述は、調査手法や統計的処理にも疑問があり、議論そのものも牽強付会で説得力に欠ける。しかし、そのあたりを割り引いてみれば、問題関心そのものは興味深い。個人的にも、「コミケじゃなくてもいいよね」「コミケ一強である必要は無いよね」という立場なので。
(続き:)例のコミケ論について。コミケの現場でずっと携わってきた方々の感想を見ても、「たしかに赤ブーブー社の躍進は目を瞠るよね。データ収集も頑張った力作だね。しかし後半はおかしいところが多いよ。イナゴ云々もかなり配慮を欠いた危なっかしい書き方だよ。均質化云々の結論も首肯しかねるよ」といったところらしい。まあ、大学生(学部生サークル)の小論文としては、こんなものかなあとは思うけど。