「日本人(日本語)は、議論や説明が下手」とステレオタイプ的に言われることが多いけど、食に関する言語的表現力や社会的コミュニケーションは相当発達していますよね。
政治や社会に関する議論の上手下手というのも、あくまで文化的に育まれてきた流れのちょっとした違いにすぎないと思います。料理の魅力を丁寧に分析したり、食の多様性をフェアに語れるのと同じように、社会的な事柄についても慎重な理解や冷静な交流が、日本人/日本語でもすぐに出来るようになるんじゃないかなあ……。
(※もちろん、けっして、「食を語るように政治を語れ」という話ではありません)