『ちおちゃんの通学路』は、原作(漫画)の方を読んでいて、個人的にかなり好きな作品。
身体能力が妙に高い学生が、通学途中の様々なトラブルを強引に乗り越えていくコメディなんだけど、身体運動の演出に力が入っていて読み応えがあるし、キャラ造形も筋運びも類型を脱していて新鮮味がある。いきなりカバディ勝負を始めたりしていたっけ。
ちょっと似たような趣向で、『踏切時間』(全8巻)も秀逸。踏切前限定というシチュエーションに限定したオムニバスコメディだが、ラブコメからホラーから萌えから青春まで、里好氏のイマジネーションの豊かさが素晴らしい。