「日本人は忙しすぎる」(=労働時間が長すぎてそれ以外の活動が出来ない)というのは、様々な局面に悪影響を及ぼしているように思える。私見では、経済的沈滞よりも、政治の次元での民主主義の機能不全を引き起こしているのが特に深刻だ(※そういう研究も確かあった筈)。
途上国では、お金は無くとも時間があるので、社会的議論やデモといった政治参加に時間と労力を投じることができる。しかし日本では、労働以外の活動に振り向けられる時間が非常に少ない(という人がとても多い)。そういう状況が政治、経済、文化、研究/開発、等々の活力を致命的に引き下げているのではなかろうか……ということを常々考えている。
cf. mtdn.zenmai.org/@Tonbi_ko/111054719069728140