『艦船模型スペシャル』最新号は1/350特集。これは嬉しい。
艦船模型のマジョリティは1/700縮尺(10~20cm程度)で、その倍のサイズの1/350はかなりの少数派なのだけど、スケール相応にディテールの密度と再現度が優れているし、価格や制作の手間もそんなに変わらない(※パーツが大きいぶん、むしろ作りやすいところもある)ので、1/350人口が増えてくれたら嬉しい。
とはいえ、惜しいところもある。この雑誌は制作例を丁寧に並べてくれるのは良いのだが、現場的説明だけに終始してしまうきらいがある。
同じく艦船模型雑誌(ムック)でも、『Navy Yard』の方はもっとコンセプチュアルな説明や入門的な解説、大きな展望、トピック的な歴史解説などをきちんと文章で提示してくれる。……まあ、棲み分けと言うこともできるけど。
1/700キットと1/350キットでは、このくらいの違いが出てくる(※画像はどちらもTAMIYA「最上」)。30cm足らずの1/700キットも可愛らしいが、1/350だと60cm近くのボリュームになり、たいへんな見応えがある。巡洋艦キットなら1万円以下で買えるし、なんなら無塗装で組み立てるだけでも十分な迫力がある。