twitterが崩壊していく中で、魅力溢れる競合的サーヴィス候補が大量に出現するかと思いきや、なかなかそうなっていないのはいささか意外だ。SNSプラットフォームを押さえるメリットはきわめて大きいし、顧客が何を求めているかも明らかなので、トップが自滅しつつある状況下でそこから客を奪おうとする貪欲な動きがもっと出てくるかと思ったのだけど……。
もちろん、膨大なアクセスをスムーズに処理できるシステムを提供するには、予算から時間から人員から設計まで膨大なリソースが必要になるから、半年やそこらですぐに新規サーヴィスを開始できるものではないだろうけど、それでも機会を待って虎視眈々と準備していてもよかった筈だ(※もっとも、例えばgoogleも過去にgoogle plusで失敗して痛い目を見ているし、なかなか難しいのだろうけど)。
青い鳥が野心的な代替的ソーシャルメディア群にたかられて、あっという間に食い尽くされていくダイナミックな光景を見たかったよ……。(ひどい)
近隣のアカウントをまとめて移住させられるような機能とか、大々的な宣伝を伴った攻勢とか、あるいはユーザーサイドでも友人どうしでの一斉移住運動をしても良かったのかもなあ。
私自身は、「もうtwitterやめます」と一人で宣言して退出してしまったけど(※一応アカウントも残してあるが、新規投稿はしないつもり)。
あちらは「ある日いきなりサーヴィス停止して何も出来なくなって終わり」みたいなことが起きてもおかしくないし、これまでのライフログの蓄積や交流のつながりが全て失われてしまうような不幸な人々が出ないように、なんとか対処してほしいなあ。