未だ正常な気持ちで向き合うことのできない恐怖を、今、語れるだけの言葉で書いてみた。
note（ノート）福島第一原発と僕｜鈴木 公貴大学を中退し、札幌でバンドを組んで「音楽で食ってくぜ！」と鼻息を荒くして近所迷惑にもヘタクソな歌とギターをジャカジャカやっていたら、インターホンの鳴らないぼろアパートの扉がドンドンと鳴り、「やべっ。クレームか？」と思いきやNHKの集金で、「うちにテレビはねえ！」と言って追い返したら意味深な赤いシールが玄関前に貼られていたことがあるような阿保ガキだった若い頃の僕の情報収集方法は、うどん屋さんのバイトと掛け持ちしてやっていた深夜のコンビニのバイト中に読む各種新聞と週刊誌だった。当然、漫画雑誌も読んでいて、「これ読め！すげえぞ！」と友人に薦めまくるほどハマっていたのが、一色登希彦さんの「日本