ソテツに新たな光を! お酒や歴史本、ゆるキャラなど活用続々 「地獄」のイメージ払拭へ | 沖縄タイムス+プラス okinawatimes.co.jp/articles/-/

これは2017年の記事。
所謂「ソテツ地獄」にも少し触れています。

“沖縄や奄美大島では、大正から昭和初期、極度の不況から食糧難に陥り、ソテツの実を食べて飢えをしのぐ人が多かった。しかしソテツの実には毒性があり、中毒になる人が続出したことから「ソテツ地獄」と呼ばれるようになった。戦後は関心が薄くなり、土地改良などで自生するソテツは減ってきているという。”

ryukyushimpo.jp/okinawa-dic/pr

こちらは2003年。

“第1次世界大戦後の恐慌期とそれに続く長期不況のため、県民が陥った極度の生活難をさすことば。欠食児童や長欠児童の増加、子女の身売りまで行われた。有毒性のソテツで飢えをしのいだことから、『沖縄朝日新聞』の比嘉栄松記者が命名した。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)”

okinawatimes.co.jp/articles/-/

2021年の記事、粟国村ソテツ味噌生産組合というものがあるらしい。
食糧難でソテツを食べたケースの期間は広い。

“ソテツは高さ5メートルほどの常緑低木。第1次世界大戦後の不況期、「ソテツ地獄」と呼ばれた時代は、沖縄の農民らが毒抜きを誤ると死ぬこともあるソテツで飢えをしのいだことでも知られる。

 同組合書記会計の與那則子さん(65)は「80~90代の島民はソテツで飢えを免れており恩恵を感じる方もいる」と語る。村出身者の中には、旧暦12月になるとソテツの粉末を島から取り寄せてジューシーを作り「これを食べないと年を越せない」と話す人もいるなど特別な食べ物だ。”

“[ソテツの食べ方]ソテツの白い実を天日で数日乾燥させた後、水に1週間ほどつけてあくを抜き、再び乾燥させた上で粉末状にする。無味のためだしを加えて味をつけて食べる。かつては団子やもち、蒸しパン、現在は雑炊などとして食べることが多い。村ソテツ味噌生産組合は年間200~300キロを生産する。”

そてつみそ
aguni-kankou.jp/wordpress/shop

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ソテツ、余談であるがムナクソな例。ソテツは悪くない。

「桂離宮」のソテツ。

“わらの“アート”でおしゃれをしたソテツが参観者の目を楽しませそうだ。

 ソテツは九州南部から南西諸島や台湾、中国南部などに分布する常緑樹。同事務所によると、薩摩藩の島津家が献上したと伝わっているという。

 桂離宮に現存するソテツは高さ約5メートル。”

ほ、本当に島津家はよ......!

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