【単独取材】ジャニーズ解体のその後 SMILE-UP. 東山社長、BBCの多数の質問に答える
https://youtu.be/_HEDHMZ-WHg?si=hrsoRogYsDUYC6IE
全編見た。なかなかよかった。とりわけ、モビーン氏、BBC側のインタビュー技術が素晴らしい。これに比すと日本のメディアは質問力が弱い。インタビューなのに、インタビュアーが自説唱えるばかりか、インタビューイーの言うことのおうむ返し。
昨年日本のメディアから問い合わせを受けまくったとある友人が、彼・彼女らの質問は How do you feel?! How do you feel?! ばかりだと言っていた。確かにそれから意識して見ていると、首相への質問も「〇〇についての受け止めは?」「〇〇についてどうお感じになられましたか?」ばかり。
質問も答えもトンチンカンだから、それに基づく記事もほぼ想像に基づくファンタジー。
しかしこのような互いに「優しい」(ずるずるべったり)コミニュケーション方式であるからこそ、表面的には社会治安が保たれてきたのであろうし、難しい。
この30分弱のインタビューに通底するのは、ジャニーズ側の誰もが「無責任」ということだ。
東山氏とモビーン氏の会話がほぼ全く成り立っていないのは、モビーン氏は被害者の救済は責任の所在を明らかにし、公表し、それに基づいて補償をする、という(当たり前の)プロセスでしか可能にならん、という前提であるのに対して、東山氏の「CEOとしての責任の果たし方」というのは、「寄り添って一緒に泣く(ひとりあたり約2時間くらい)」なのである。そして、モビーン氏の「ソーシャルワーカー(社会福祉士)として正式な訓練を受けていますか?」の問いに対し「いや、してないですね、しっかりと目を見つつ、コミュニケーションをとれるようにしていきたいと考えています」と答えてしまう。つまり責任(責めを負ってなさなければならない任務。引き受けてしなければならない義務)が何なのか分かってない。だから果たし方も分からない。
というわけで、本当にまあ、丸山眞男の無責任の体制そのものであった。
“決断主体(責任の所属)を明確化することを避け、『もちつもたれつ』の曖昧な行為関連(神輿担ぎに象徴される!)を好む行動様式が冥々に作用”