「ウクライナ社会は大勢の帰還兵を受け入れられるか。シェンドリクさんに問いかけると、「明らかに準備できていない。既に多くの帰還兵が酒に溺れ、市民は誰も気に掛けていない」と案じた」
「ウクライナ侵攻3年:停戦後の難題 数十万の帰還兵、ウクライナ社会は受け入れられるのか | 毎日新聞」
https://mainichi.jp/articles/20250320/k00/00m/030/114000c
「ところが、壮絶な体験を経て戻ったウクライナ社会の反応は、決して温かいものではなかった。「自分たちが従軍していないという負い目があるのか、帰還兵を『人を殺す訓練をした存在』として恐れているのか。怪物のような存在として見られることもある」
求人に応募して軍歴を告げると、採用が遠のいた経験があるという。「帰還兵は特殊な経験をしてはいるが、同じ市民なのに」。今ではあえて聞かれない限りは、軍務経験を明かさないようにしていると漏らす」
「ウクライナ侵攻3年:「怪物のような存在に見られて」 軍務経験明かせぬ社会の冷たさとは | 毎日新聞」
https://mainichi.jp/articles/20250320/k00/00m/030/120000c
「社会にも注文をつけた。「多くの親たちは、脚がない人や義足を使っている人に子供が反応しないよう、しつけている。だが、社会は負傷した帰還兵たちを隠し続けられない。子供には『彼らは祖国を守るために脚を失ったんだ』と説明してほしい」と訴えた」
「ウクライナ侵攻3年:障害負った帰還兵を阻むソ連の「負の遺産」 米の経験共有の動きも | 毎日新聞」
https://mainichi.jp/articles/20250320/k00/00m/030/124000c
こういうのみてると、無関心にもならず、差別もせず、戦争美化プロパガンダにも加担しないように気をつけながら、帰還した個人のケアをきちんとしていかないといけないんだろうなと思う。
ロシアは囚人やマイノリティを前線に投入して使い捨てにしてて、中央アジア系の移民だったり、貧困層だったりが多くて、比較的裕福なスラブ系ロシア人との格差が激しいから、さらに別の問題があるんだろうなと思う。
"Russia Pressures Central Asian Prisoners To Fight In Ukraine As 'Expendable Force'"
https://www.rferl.org/a/russia-central-asian-prisoners-war-ukraine-expendable/33162689.html