被ばく限度のダブルスタンダード、いやトリプル・スタンダードなんだけど、福島は。
福島原発の燃料デブリ取り出し作業員の管理目標値は年12mSv、福島避難解除基準は年20mSv、一般人は年1mSv
「13年経っても年20mSvの被ばくの許容を強いられて
8月にNHKの「100カメ」という番組を見たことから、福島原発廃炉作業員の被ばく限度が気になるようになりました。福島第一原発での高線量の被曝作業を100台のカメラでのぞき見するという番組で、13年以上経っても、まだ労働環境がまともに整備されてない廃炉作業の過酷さが印象的でした。
「被ばくが年に16.6mSvを超えないようにしている」という発言があり、画面下に「一般人の被ばくは年に1mSv」というコメントが表示され、司会のオードリーの春日さんが「一般人の17倍近い被ばくをしているんだね」と発言。
ここで「ちょっと待って」となりました。確か福島の避難の解除基準は年に20mSv/年だったよねと。「安全」だから帰ってこいといわれて、避難者は住んでいる住宅の追い出し裁判までされています。何も悪いことをしていない福島の人たちは、廃炉作業の労働者より高い被ばくの許容を強制されているのです。しかも子どもたちも妊婦も。*2」
https://note.com/mie629/n/n0b13fe14ad0a