『Vivladia2』は、明らかに名作レトロゲーム群を念頭に置いて作られているが、しかし作品それ自体としてはオリジナリティのあるものに結実しているのが嬉しい。つまり、「○○もどき」「○○の真似」に終わっておらず、ギミックも演出も雰囲気も、独自のタイトルとしての個性をきちんと提示している。
もちろん、ステージ構成は『スーパーマリオ』、プレイヤーキャラは『メトロイド』、ギミックの一部は『ロックマン』、操作性と難易度は『魔界村』といったようなインスパイア元は容易に見て取れるのだが、それらの真似事をしてオールドファンに目配せするようないやらしさが無い(と、私は感じた)。そうしたところは、マニアックなしたたかさとクリエイティヴな健全さが上手く両立していると思う。
(続き:)今のところ、最高記録は残機44(※アイテム制覇してクリア)。きちんとコインを集めていけば51機くらいまで取れるので、7死している。メーカーの中の人は3~4死でクリアできるそうだから、私はまだまだ未熟だ……。ステージ11クリアまではノーミス(残機39)まで行けたが、ステージ12と14は、細かなダメージが蓄積して途中で倒れてしまう。