あっ……『11月のアルカディア』は卯衣氏目当てで買ったものの、いまだにコンプリートしていなかった……。
ちなみに美少女ゲームは、『WAGA魔々かぷりちお』(2005)や『とり×とり』(2006)など、サブカル/オタク界隈では比較的早期からハロウィンネタに反応してきた分野でもある。
ちなみに、先程言及した『キルミー』第4巻(2012年)も、「ハロウィーン」という(※現在ではおそらくかなり稀な)表記をしていて、この時期でもまだまだ日本社会にはこのイベントのことがあまり定着していなかったのを窺わせる。
歴史的には、たしか90年代のディズニーイベントによって大規模に導入されて、00年代を通じて次第に浸透していき、10年代になって日本の一般人の間でも常識化したという流れだと思う。
そう考えると、00年代半ばにハロウィンネタを前景化したフルプライスタイトルが複数制作されていたのは、「比較的早い」と述べてもよいだろう。