なんで挨拶しないのにしっかりネクタイ締めてスーツ着てるんだよというツッコミをするおじさんが通りますよ。
まあ、外見をイレギュラーにするような、浅はかな若者意識は時代遅れか。
この人は外観へのメタな意識については無沈着でありながら自分の言動には意識が働いている。ただその認知に歪みがあって辻褄が合わない画面の映り方をしている印象。
取材者と編集者の見せ方によって見識の多様さを表現していると思わせている。しかしこれはある種の個人特有の嫌悪感を発しているだけだ。
SNSを見てるとこういう発言は日常茶飯事であるが、最近だと「お気持ち」として揶揄されているので、裏を返すとメディアが個人の「お気持ち」をバズネタとして取り上げているだけの話だなあと。
挨拶をしない発言者の真意としては切り取られて報道されたことへ少し不満を漏らしているようだった。
実のところ次のような極端な構図へ取材班が持っていったものだと思っている。
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ある規定されたコミュニティの中で、誰かにであったとき、意識的に「挨拶してやらないぞ!」と考えないと「挨拶をしない」ができない。
そういう意味で「僕は"挨拶をしない"をやろうと思います。」と発言者は結論付けた様に映像では見せていた。
それを言葉で言われたときの視聴者の衝撃というか、不自然さや怖さを発言者にいだくように、そのシーンが番組の中で作られていた。